こんにちは。よもぎだんごです。
あなたは、「ミュージカル」に出演した経験はありますか?
おそらく、大半の人は「ない」と答えるかと思います。
「興味はあるけど、ミュージカルってなんとなく敷居が高そうなイメージ…」「ミュージカルって、プロがやるものじゃない?」
いやいや、全然そんなことはないんです!
日本のミュージカルといえば、劇団四季をはじめとしたプロによるものというイメージが強いです。
でも実は、一般市民から参加者を募って活動しているミュージカルが、全国にあります!
今回は、そんな市民ミュージカルの中でも代表的なものをいくつか紹介したいと思います。
この記事を読んで、市民ミュージカルに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
※この記事で取り上げたものの他に、「ここでも活動してるよ!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えてください!追加で紹介していきます。
目次①コモンビート (全国)②こころのミュージカル (長野県・佐久市)③いちかわ市民ミュージカル (千葉県・市川市)④さっぽろ市民ミュージカル (北海道・札幌市)⑤狛江市民劇団 ミュージカルCoCo~ (東京都・狛江市)⑥出羽庄内市民ミュージカル (山形県・鶴岡市)⑦四国中央ふれあい市民劇団 (愛媛県・四国中央市)
①コモンビート (全国)
まずはじめに紹介するのは、「コモンビート」。
アメリカ発のミュージカルである”A Common Beat”を日本語に翻訳して、上演しています。
私がミュージカルに初めて触れたのも、このコモンビートでした。
NPO法人として「個性が響き合う社会へ」というビジョンを掲げ、ミュージカルを中心にさまざまな活動を行っています。
特徴は、全国で開催されているため、どの地域に住んでいても参加がしやすいこと。さまざまな人と知り合えることです。
独特のハイテンションな雰囲気があるので、それを苦手と感じる方もいます。ですが、引っ込み思案でおとなしい方でも、決して排除することなく受け入れる懐の深さがあるので、安心して参加できると思います。
2020年、21年はコロナウイルス感染症の影響もあって公演が中止となっていましたが、2022年に再開記念公演が行われ、復活を遂げました。
これからまた全国でキャスト募集が再開されるので、興味を持った方はぜひ体験会に参加してみてください!
ホームページ:https://commonbeat.org/
②こころのミュージカル (長野県・佐久市)
次に紹介するのは、長野県佐久市で上演されている「こころのミュージカル」。
2009年から毎年上演されており、今年(2022年)の公演で14回目の公演になります。
「こころのミュージカル」の大きな特徴は、よく練られた演目にあると言えます。
「こころに優しさを、生きる力を」をモットーに、観に来てくださったお客様のこころに残る舞台を目指した演目は、出演者にとっても大いにやりがいがあることでしょう。
また、近年は芝居・歌・ダンスなどの第一線で活躍する方々をゲストに呼んで共演をしており、本物に多く出会えることも魅力ではないでしょうか。
ホームページ:http://kokoro-saku.com/
ブログ:https://blog.goo.ne.jp/kokoro-m-saku
③いちかわ市民ミュージカル (千葉県・市川市)
次に紹介するのは、千葉県市川市で行われている「いちかわ市民ミュージカル」です。
「いちかわ市民ミュージカル」は、“三世代市民の芸術文化創造と交流を通したまちづくり”を目的に、2002年に初めて公演が行われました。
年齢・職業・性別問わず、誰でも参加することができ、また市川市外からも参加ができます。
2年に1回のペースで公演を行っており、今年(2022年)でちょうど10回目の公演となりました。
「いちかわ市民ミュージカル」の特徴は、何といってもその出演者数にあります。
第1回公演は約300名、それ以降も150名~300名ほどが出演しています。これだけの大人数による舞台は、全国でも珍しいのではないでしょうか。
出演者の数が多く、年齢も幅広いので、その分さまざまな人と仲良くなれるきっかけになると思います。
ホームページ(いちかわ市民ミュージカル):https://ichibun.net/shimin_musical/
Twitter:https://twitter.com/ichi_musical
④さっぽろ市民ミュージカル (北海道・札幌市)
次に紹介するのは、北海道札幌市で行われている「さっぽろ市民ミュージカル」です。
2007年から毎年上演されており、今年(2022年)は第15回公演・15周年記念公演と2回公演を行っています。
精力的に活動していることが窺えます。
「さっぽろ市民ミュージカル」の特徴は、音楽に力を入れていることだと思います。
「エイティーンスタジオ」というボーカルスクールとの関係が深く、歌のレベルは市民ミュージカルの中でもピカイチ!
北海道は、実は市民ミュージカルが盛んな土地でもあります。
札幌市以外にも、千歳市や江別市、函館市などで活動が行われているので、北海道に住んでいる方は、お近くの市民ミュージカルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ホームページ:https://www.sapporocitizenmusical.com/
ブログ:https://ameblo.jp/sapporocitizenmusical/
⑤狛江市民劇団 ミュージカルCoCo~ (東京都・狛江市)
次に紹介するのは、東京都狛江市にある「狛江市民劇団 ミュージカルCoCo~」です。
「CoCo~」と書いて「ここ」と読みます。
2004年に結成され、1~2年に1度の公演のほか、地域のイベント等にも参加しています。
「Coco~」の特徴は、市民劇の一番の良さともいえる「熱さ」が段違い!なところでしょうか。
ホームページに公演の映像がいくつか載っています。
映像を観てみましたが、観客との距離が近く、熱さがよく伝わってきます!
これだけイキイキと活動している人たちの輪に、加わってみたい!と思わせてくれます。
ホームページ:https://coco.her.jp/index.html
⑥出羽庄内市民ミュージカル (山形県・鶴岡市)
これまでは大都市近くのものを中心に紹介してきましたが、地方でも市民ミュージカルは盛んに活動しています!
その代表格ともいえるのが、山形県鶴岡市の「出羽庄内市民ミュージカル」です。
出羽庄内市民ミュージカルの特徴は、市民の手作り感があふれているところ。
下の動画からは、手作りならではの温かみが感じられます。
地域に根差した活動を続ける出羽庄内市民ミュージカル。
今後はどのような舞台が見られるのか、楽しみです。
ホームページ:http://teamtsunami.web.fc2.com/
⑦四国中央ふれあい市民劇団 (愛媛県・四国中央市)
最後に紹介するのは、愛媛県四国中央市で活動する「四国中央ふれあい市民劇団」。
2004年、4つの市町村の合併によって生まれた四国中央市。
新市誕生祭イベントで上演された市民ミュージカルをきっかけとして、翌2005年に発足しました。
2年に1度、市民参加によるミュージカル公演を行っている他、市内の劇団による公演や、市のイベントにも多数参加しており、幅広く活動していることが窺えます。
「四国中央ふれあい市民劇団」の大きな特徴は、地域に根差した演目。
地域の歴史や伝承の他、四国中央市出身の児童文学作家・古田足日さんの作品を基にした演目も上演されています。
一時はコロナウイルスの流行によって活動が止まっていたようですが、今年(2022年)は市のイベントに参加するなど、徐々に活動を再開しているようです。今後の動きにも目が離せません!
ホームページ:http://fureai.df-atori.com/
ブログ:https://ameblo.jp/shikochumusical/
おわりに
この記事で紹介した市民ミュージカルは、ほんのごく一部です。興味を持たれた方は、ぜひお近くのミュージカルを調べてみて、参加されてはいかがでしょうか。
ミュージカルに参加することは、素晴らしい経験になるはずです。
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