「すべてはモテるためである」が、さまざまな人間関係に応用できそうな件について①~マニュアル本との付き合い方~

こんにちは。よもぎだんごです。

以前、二村ヒトシさんの「すべてはモテるためである」を紹介しました。

【良書紹介】恋愛に悩むあなたにおすすめの、背中を押してくれる良書たち
「恋愛がうまくいかない…」と悩む方は、少なくないと思います。僕自身も、これまで恋愛に関しては数々の失敗を繰り返し、悩み苦しみながらいろいろと学んできました。今回は、恋愛について悩む方向けに、背中を押してくれる本を紹介していきます。

今読み返してみると、「すべモテ」で書かれていることは、恋愛だけでなく、就職活動や仕事、友達との関係など、さまざまなところに応用できる気がします。

恋愛は「あなた」と「わたし」の関係

「何人かの女の人に、「恋愛マニュアル本を読む男」についてどう思うかをたずねてみた」というテイで書かれた箇所が、序盤にあります。

(架空の)彼女は、モテるようになるためには、「マニュアル本を読むな」と言います。

なぜならば、「本に書いてあることが悪いのではなく、そういう本さえ読んでれば何とかなるという感性こそが、モテない原因」とのこと。

じゃあどうすればいいんだよという問いに、「自分の感性に合うこものを、まんまコピーするのではなく、アレンジして取り入れればいい」といいます。

そして最後に、核心を突くことを言ってきます。

「…【あたし】はどこにいるのよ?あたしを口説きたいんでしょ?しかも口説きかたも本に書いてある通りのテクニック使うんだったら、そこには【あなた】すら、いないじゃない。恋愛とかセックスとかって、一人ひとりやりかたが微妙にちがってて、それが楽しいのに」

二村ヒトシ『すべてはモテるためである』文庫ぎんが堂、2012年、28ページ。

なぜ、マニュアル本を読んではいけないのか?

僕は、マニュアル本に頼るだけでは、「無難な人」になることはできても、「誰かと一緒に何かをしていく」人になることはできないからだと思います。

これは、恋愛だけでなく、就職活動や結婚でも同様だといえます。

では、無難な人から抜け出して、「誰かと一緒に何かをしていく」人になれるためには、どのようなことができるのでしょうか?

次回は、それについて考えていきたいと思います。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました